故障時は別の顔(ポルシェセンター横浜のサービスと利益の間で)【第11話】

【まえがき】妻の生涯初にして最愛の、そして私達の交際当初からの思い出が沢山詰まった愛車ポルシェ911カレラS(type997)が、エンジン内シリンダー損傷修理のためにポルシェセンター横浜サービス工場に入庫して、5ヶ月目に突入しました。




理由は購入元であるポルシェセンター横浜が、保証期間中に点検修理をお願いしたにもかかわらず適切な処置を怠った結果、引き起こした重大な故障への対応を、保証期間が過ぎたのを理由にその修理費負担をオーナー側に求めているからなのです。




買って1年で上記の理由以外にもエンジンストールやアイドリングの一時不安定化等により、3度の入庫を余儀なくされたのみならず、会社側の落ち度が引き起こした故障の修理費をオーナー側に求める無責任さ。そして会社や自己の利益しか頭にないとしか思えない担当者の「のらりくらり」の対応…「安心と信頼」どころか「誠意」すら全く感じられないのです。




小学生の頃、荒れたオフロードを颯爽と走るポルシェ959を見て以来の憧れ「ポルシェ」。その夢すらも打ち砕かれようとしている私たちの「今」が、極めてレアなケースであることを、そして同じような思いをする人がこの先現れないよう、更には交渉が進捗することも切に願いつつ、これまでの経緯を数回に分けて、皆様にご紹介させていただきます。











【第11話】はその後の行動「第5弾」です。
【番外編】にて紹介させていただいた文書をポルシェ・ジャパン宛に投函した後のお話しです。




その後、ポルシェジャパンから何の音沙汰もなく、『果たして郵便が届いたのかどうか?』すら分からない状態で1週間以上が経ちました。

実は必要性が生じるまで気付かなかったのですが、ポルシェ・ジャパンの相談窓口は
平日の09:00〜12:00と13:00〜17:00までしか受け付けておらず、『カスタマーケア』の名に反して、公務員である私は昼休みに電話しようとも、話しを聞いて貰うこともできません。



遂に痺れを切らした妻が電話してみたところ
「状況を確認しますが、本日中には返答できないかもしれません。」
との回答。
既に6ヶ月目に突入しており、一刻も早く事態を進展させたいことから本日中の回答をお願いしたところ、夜になって
「(文書は)担当部署に届いており、現在事実状況を確認中です。」
とのことでした。










その2日後には、担当部署からカスタマーケアセンターの担当者を通じて
「調査した結果、(保証期間中に故障の兆候や、それに関するオーナー側の依頼等に関する)記録等も残っておらず、対応についても現状と変わらない。」
との回答でした。




これまでの経緯を踏まえて、果たしてポルシェセンター横浜側が、会社に不都合な記録を残し提示すると、誰が思うのでしょうか?
しかも、100歩譲ってどちらの言い分にも利があるとしても、ポルシェ・ジャパン側が疑うべきはポルシェセンター横浜側なのでしょうか?それとも、私たちの方なのでしょうか?
以前ポルシェセンター横浜からも、
「症状と故障の関連性は可能性を否定できないものの、証明もできない。」
との発言同様に、会社本位の発言であり、不誠実な対応としか受け取れませんでした。

あの『ポルシェ』の『日本拠点』であるポルシェ・ジャパンの対応として、果たして充分な対応といえるのでしょうか??











今でこそ、ポルシェセンター横浜の会社の都合本位、且つ、不誠実な対応から学び、すべてのやり取りはメモやボイスを取るようになりましたが、それ以前は一切記録は取っていませんでした。
しかし幸いに、私は購入当初から車に関するあらゆる相談をオートファッションファクトリーの加古さんに相談させていただいていたことから、第3者の証言を得ることができます。
そこで、ポルシェ・ジャパンには、ポルシェセンター横浜も含めた3者面談の実施について検討を依頼し、現在、返答待ちの状態です。
また、『調査結果』について、情報の開示を求め、果てはドイツの本社に申し出るしかないのかなと考えております。



Katsuaki Ue93 : )

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