故障時は別の顔(ポルシェセンター横浜のサービスと利益の間で)【第5話】

【まえがき】

妻の生涯初にして最愛の、そして私達の交際当初からの思い出が沢山詰まった愛車ポルシェ911カレラS(type957)が、エンジン内シリンダー損傷修理のためにポルシェセンター横浜サービス工場に入庫して、5ヶ月目に突入しました。










理由は購入元であるポルシェセンター横浜が、保証期間中に点検修理をお願いしたにもかかわらず適切な処置を怠った結果、引き起こした重大な故障への対応を、保証期間が過ぎたのを理由にその修理費負担をオーナー側に求めているからなのです。










買って1年で上記の理由以外にもエンジンストールやアイドリングの一時不安定化等により、3度の入庫を余儀なくされたのみならず、会社側の落ち度が引き起こした故障の修理費をオーナー側に求める無責任さ。そして会社や自己の利益しか頭にないとしか思えない担当者の「のらりくらり」の対応…「安心と信頼」どころか「誠意」すら全く感じられないのです。










小学生の頃、荒れたオフロードを颯爽と走るポルシェ959を見て以来の憧れ「ポルシェ」。その夢すらも打ち砕かれようとしている私たちの「今」が、極めてレアなケースであることを、そして同じような思いをする人がこの先現れないよう、更には交渉が進捗することも切に願いつつ、これまでの経緯を数回に分けて、皆様にご紹介させていただきます。





















【第5話】はポルシェ横浜青葉店に出向き、担当者を含む会社側3名との面談時のお話です。


3月のとある週末の午後、ポルシェ購入を検討する楽しげな数組のお客さんの見受けられるポルシェセンター横浜青葉認定中古車センターに、カレラ購入時の笑顔とは打って変わって複雑な表情の妻と私が佇んでいました。

約2ヶ月の間、紆余曲折しながらも、営業責任者の武田さんの他、アフターセールス部マネージャーの坂本さん、日本に20人ほどしかいない整備資格をお持ちというアフターセールス部係長の蒲谷さんとの面談に参加するためです。










「ん?」と思ったのは、これまで関わった各担当者の話が武田さんに一元化されず、「嘘ハッタリともとれる勘違い」が何度も見受けられた対策として、関わった人間が一堂に会しての面談をとの話だった筈なのですが、購入以来の担当者たる三浦さんが、何故か不参加でした。





















面談はポルシェセンター横浜側が作成した資料に基づき進められましたが、会社側の言い分は最後の出庫までの間に、エンジンに異常はなかったという説明に始終し、こちら側が説明を求めたマフラーの煤けや白煙と、本故障との関連性や、各入庫時の依頼事項に対する処置に関する説明は、一切行われませんでした。










こちらから全国に20人程度しかいない整備資格をお持ちの蒲谷さんに、これまでの症状と故障との関連性をお聞きしたところ、これまでの重い口を開き、今回破損したシリンダーと煤けや白煙が見受けられた左マフラーとの位置関係は合っているとしつつも、10万キロ以上走った車ですから、ススは出る可能性があると、歯切れの悪い口調で他のふたりの視線を気にするように説明してくれました。










結局、約2時間の面談は会社側に都合の良い弁明のみに始終し、こちら側の言い分は「社に持ち帰り、改めて検討します。」と体良く済まされ、後日、なんの進捗もなく現在に至るわけです。





















この面談で最も印象的だったのは、担当の武田さんの「(これまでの症状と故障との)関連性は否定できないながらも証明もできない。だから、保証はできない。」との発言でした。


どんなに「ご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳ありません。」との言葉を連発していても、実は内心では謝罪の気持ちなど一切なく、落ち度が証明されなければ、非を認めない。当に会社側の本心が見えた瞬間でした。










この面談で唯一の収穫は、これまで自腹だった代車を借りれたことです。

車種はBMWの1シリーズでした…。










Katsuaki Ue93 : )