写真を撮るという事

 自分のカメラを初めて持ったのは、中学校の修学旅行の前。
京セラのsamuraiというムービーカメラのような格好で、
人に撮影を頼み辛く、でもズームが効きフィルムを2倍使える事が嬉しかった。
(改めて調べてみると中々高スペックだったようですが、中学生の私には知る由もなくw)
当然友達や好きな女の子の写真も撮ったけれど、大半が心奪われた美しい景色の写真ばかり。
「こんなものばかり撮って。」と両親に言われたw






 以降、富士のFinePix6800Z(デザインをポルシェデザインが!この時からポルシェとの縁が始まっていた!?)、パナソニック FX1 を使ってきた。






 高価で大柄なデジイチに手を出す気にはなれず、「コンデジで撮れる写真を。」、「記録として割り切ろう。」。
多分そんな意識と一緒にシャッターを切っていた。







 そんな意識に変革をもたらしてくれたのが、ミラーレス機の登場!
今になって考えてみればデジイチと大差ないとも思うのだが、当時の私にとって正に革命でした!
早速オリンパスのPEN EP-1 (後にEP-3 に買い替え)と、サブ機にキャノンPowerShot S90 とを購入。
 レンズを換えてみたりシャッタースピードや絞り、WBやフィルターを駆使し、雑誌で眼と心を奪われた「あの写真」を自分で撮る。想像を凌駕するほどに愉しい、「写真を撮るということ」。






 それから4年が経ち、私の傍にはマスターに譲って頂いた NikonD3と 同じく勧めて頂いたSIGMA DP1 merrill が。

 流石はニコンのフラッグシップ機であったD3は、とにかく「優等生」。環境も私の腕もお構いなしに、素晴しい景色を切り取ってくれます。シャッター音が個人的には最新機種よりも官能的で、「シャッター音鑑賞」も既に趣味と化していますw






 SIGMA の第一印象は「デカイ」「高い」「まともな写真が撮れない」・・・お店で出逢っていたら、絶対に買っていないカメラ。
 「だまされたと思って」とのマスターの言葉と一緒にお借りした SIGMA DP1s 。
言葉の通り「だまされたと思って・・・」シャッターを押していくと、山ほどのブレブレ写真の中に「これ、本当に俺が撮ったの!!?」的な写真が。伝わるでしょうか!?
ひと言で言うと「面倒くさくて、でも素晴しい魔法のカメラ」。






 「唯、自分の眼のついた所にカメラを向ける」とはマスターのお言葉。
振り返ってみれば、最初にカメラを持った時から実践できていた気がする。
Twitterにも「第参之眼」と題して写真をアップしていますが、
カメラは自分自身の「第参之眼」、「第六感」ともいえるのではないのかな!?
 そして「見る→カメラを向ける→シャッターを押す」で撮った写真を通して、見てくださる人との「共感」が生まれるこの作業を、生命の旅が終わる瞬間まで続けたいと思っているのです。