道具を生み出し、使い熟すという事

 5年ほど前、ある人に言われた事がある。
「人は道具に敵わない。」
なるほど確かにドライバーがなければ、人はネジの1本も満足に締められない。






 でもどうだろう?
「道具は人に敵う事ができるのだろうか?」
道具は使ってくれる人がいなければ、ネジの1本もやはり締める事ができない。
人と道具は「持ちつ持たれつの関係」だ。






 人は道具を生み出し、それを使い熟す事ができる。
ドライバーもハサミも、言葉も文字も、規則だって道具だ。
人類が地球上の全ての生物の頂点に君臨している大きな理由の一つは、
ここにあるのだろう。






 そして道具は、使う人間の使い方一つで、
他人を幸せにしたり、反対に人を不幸にしたりする。






Everything made from a dream

 きっと全ての道具は、「誰かを幸せにしたい」と願う
たったひとりの夢からできている。
そんな夢を実現できるように、僕たちは道具を使い熟さなければならないと思う。
人類の一員として・・・






 クルマ、バイク、カメラ・・・これらを生み出し熟成させてくれた全ての人たちに、
僕は感謝します。
 そしてこれらを必ずや使い熟し、自分自身のみならず、
何らかのカタチで周りの人のために役立てたいと思うのです。