僕らはみんな「で」、生きている(サイドミラーステーの塗装)

 有史以来、数多の先人たちの血と汗と涙の代償として獲得された「自由」。
私たちはその「自由」を振りかざし過ぎてはいないだろうか!?
「個」としての自分に溺れ過ぎ、「公」としての自分を忘れてはいないだろうか!!?
最近ふと、そう思うのです。











 街に出てファインダー越しに見えてくるのは
無限に広がる「素晴しい世界」なのに、
ニュースから流れてくるのは「悲しみ」ばかり?!
もしかして「ろくでもない世界』??!











 
 「金物屋は誰かが金物屋を必要とするから金物屋でいられる。
誰からも必要とされない者(物)が、この世に存在できる筈がない。」
今地球上で呼吸している全ての生物が、独りでは生きていけない。
集団にその身を置き、役割分担して生きてゆく。
「公」としての生をも全うしなければならない。










 
 我が「碧クジラ」。
自分の理想に近づけるために、日々カスタマイズに勤しんでいます。
先日は樹脂製のミラーステーが気に入らず、ピアノブラックに塗装してもらいました。




 単に「塗った」と言えば簡単だが、
実は凸凹した樹脂の表面にこれだけの塗装を施すには、
相当の労力がいるのだとか。

 AFF1横浜で作って頂いたワンオフのD型ステアリング。
この革を張ってくれた方は
日本でも数少ない職人さんなのだとか。









 クルマの部品造り、整備、板金、塗装、革張り・・・
ここまで仕上げるのに、どれだけ多くの人たちに支えられたのだろう。
そしてクルマ1台ですらそうなのだから、
我々が生きて行くために、どれだけ大勢の方々に支えられているのだろう!?















 




 「個」と「公」
生かしてもらっている以上、自らの生を楽しむべきと思う反面、
社会の一員としての勤めを、忘れてしまってはいけないとも思う。
家族、会社、国家、全人類の一員として。













 有史以来人類として続けて来た「役割分担」と「リレー」。
原始時代から、否、もっと昔からこのふたつが途絶えなかったからこその現在。
そして我々も「次の世代」にバトンタッチしなければなりません。
その時に我々の子供たちや孫たちに、どんな世界をリレーするのでしょうか?
「素晴しい世界」?「ろくでもない世界」??














 「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分だけ。」
あなたが生きたいのはどんな世界?
そしてあなたがリレーしたい世界は??
決めるのも、行動し変化をもたらすのも自分自身なのです。



 










 
 「たとえ明日世界が滅びるとしても、今日私はリンゴの木を植える」

 私は今より少しでも「素晴しい」世界に生き、そしてリレーしたいと思います。
だから自らをちっぽけな存在と悲観せず、落ちたゴミを拾い、明日は一票を投じたい。
大小に関わらず、できることからコツコツと、
「生命の旅」が終わるその瞬間まで、
「9割の愉しみと1割の社会貢献」に取り組んでいこうと思うのです。
 


 




 
先人たちもここに生きていた。
子供たちもここで生きて行く。
今日も僕らはみんな、「役割分担して」生きている。