銀世界との決別??!(カイエン各所塗装及びホイール交換)

 2012年 つまり昨年の11月、
マスターのお店、AFF1横浜店に1台のカイエン955が辿り着きました。
連絡を受け、早速週末に面会がてらに駆けつけます。
 今から思い出す事10年前、強い憧れからこの955カイエンの購入を検討し、
そして断念するしかなかった幻のクルマ・・・期待し胸は膨らむばかり。 








 そして955ターボとの面会の時間はまるで夢のようでした。
「エクステリアから伝わる美しき造形、本当に素晴しい!!」
「何とも云えない妖艶で深みのあるボディーカラー、とにかく美しい!!」
「運転させて頂き感じた操縦のフィーリングや躍動感もサイコー!!」
「・・・でも・・・でも、何だろう??何かがピンと来ない!」






 手に入れる事が出来なかった幻の車。
カイエン955様に「でも」とは何という気持ちなんだろう!!と思いつつも、
現車を何度も眺めたり見返したり、そして色々と考え込んだり、
お店に展示されている955の「デモ」カーと見比べてみたりw










 喩えるのなら それはあたかも
「素晴しい女性がまるで洋服のコーディネートのみを失敗・・・もう少しでパーフェクトなのに」!!?

 全体の色のトーンと造形バランスそれにボディーカラーの組み合わせに、
部分的なシルバーパーツの存在がしっくり来ていないような気がしました。
これはこれでポルシェの純正思考としては「アリ」なのでしょうが、
やはりデモカーを観てしまった関係上 自分自身の肌とセンスにはしっくりと来ない。






 思い起こせばつい5年前までは北海道勤務で6年間道内に滞在しておりました。
それ以前にも小学生時代に約3年住んでいました。
「白銀の雪の世界に育まれた」この私にとって白銀チックなパーツとの決別は、
大袈裟だと思われるでしょうが「死」を意味するといっても過言ではないのです。

 でもこれは簡単な好みと色の組み合わせの問題!
そしてやるなら時期は「今でしょう!!」という事で、
これまでにも合計2回に分けて、「白銀部分との決別作戦」決行させて頂きました。








 カイエンの明るめのカラーに映る大型なヘッドライト周りを、
AFF1では定番カスタムお馴染みの黒木瞳仕様(マスターが勝手にネーミング )」にして
顔付のコントラストをややブルーメタリックに合うような
ダーク系のトーンに引き締めました。






 コーナークリアランスと呼ばれるサイドウィンカーもこの955カスタムに合わせて、
白過ぎるクリアパーツにややダークチックなブラックスモークを入れます。ツウな仕様!








 SUV骨格を上品に 
サイドビューを引き締める為にもガラス周りや枠をピアノブラックでペイントです。








 ドアノブ







 屋根上のルーフレール用パーツ 











バンパープロテクターも
 





白銀だった訳ではありませんが、
光沢のない樹脂製のサイドミラーステイもw
 









 おまけにリアのロゴをイタリアンレッドに塗り替えてしまいました。
我が「紅い鳥」と同じ、ビビッドで美しき紅色をあえて選択です。



 
 
 
 
 
 
 カスタムには、更なる時間とそれなりの労力が必要となるのですが、
これから何年も何年も永きに渡って付き合って行くクルマとの中で
眺めたり眼にする度に「あれこれ」考えるよりは、
先に全て手を加えておいて良かったと思います。
 
 色々な話し合いや努力の甲斐あって、
この希少なラピスブルーメタリックを最大限に活かせる、
最高のバランスと絶妙なる纏まり感。

「眺める度に満足できる時間、あああ〜これこそ本当のプライスレス!!!」w








 因に22インチのアルミホイールのみ、「絶滅危惧種」として残すことにしました。
「白銀」保護の観点から、多分このままの予定です。
雪の結晶とも思えるこの明るいシルバーコントラストのアルミホイールは、
私と白銀の世界との唯一の「絆」でもあり象徴でもあるのですw

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