理由は購入元であるポルシェセンター横浜が、保証期間中に点検修理をお願いしたにもかかわらず適切な処置を怠った結果、引き起こした重大な故障への対応を、保証期間が過ぎたのを理由にその修理費負担をオーナー側に求めているからなのです。
買って1年で上記の理由以外にもエンジンストールやアイドリングの一時不安定化等により、3度の入庫を余儀なくされたのみならず、会社側の落ち度が引き起こした故障の修理費をオーナー側に求める無責任さ。そして会社や自己の利益しか頭にないとしか思えない担当者の「のらりくらり」の対応…「安心と信頼」どころか「誠意」すら全く感じられないのです。
小学生の頃、荒れたオフロードを颯爽と走るポルシェ959を見て以来の憧れ「ポルシェ」。その夢すらも打ち砕かれようとしている私たちの「今」が、極めてレアなケースであることを、そして同じような思いをする人がこの先現れないよう、更には交渉が進捗することも切に願いつつ、これまでの経緯を数回に分けて、皆様にご紹介させていただきます。
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これまでの記憶と記録を辿り、できるだけ詳細にまとめた文章を携え、都内某所の弁護士事務所を訪ねました。これまでの経緯(第1〜6話参照)をお話しした上で、貴重なアドバイスをいただきました。
正直、八方塞がりで、もう訴訟以外に手立てがないのでは?!と暗い気持ちでいたのですが、このたった3時間ほどの相談で、霧が晴れたように再び希望が満ちてきたのでした。
アドバイスを受けて先ず行った事は、消費者ホットラインへの通報でした。
最初、私はポルシェセンター横浜の所在する横浜市のホットラインに電話したのですが、実は必ず相談者が居住または勤務する地方自治体のホットラインへ相談しなければならないそうですので、ご注意下さい。
消費者ホットラインの担当者は、経緯を事細かに確認した上で、後日、ポルシェセンター横浜の三浦さんに問い合わせてくれました。あくまで中立的な立場で私の言い分について問い合わせてくださったそうですが、いずれの問いに対しても「私に伝えている事が全てで、それ以上もそれ以下でもない。」としか答えず、まるで緘口令を引かれているようだったとのことでした。
このお話しを聞いた時に、面談に現れなかった三浦さんや面談の間、殆ど口を開かなかった蒲谷さん(第5話参照)の事を思い出しました。実際にどうなのか、確認のしょうもない事ですが、あの時もまるで「余計な事をしゃべるな」と命じられているような、不自然な雰囲気を感じたものでした。
残念ながら、現段階で消費者ホットラインができる事は、双方当事者からの聞き取りだけだったのですが、少なくともポルシェセンター横浜側に「このままでは終わらせない。」と言うこちらの意志表示はできたのだろうと思います。今後のやり取りも逐次連絡させていただき、引き続き相談させていただく事にします。
Katsuaki Ue93 : )
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