故障時は別の顔(ポルシェセンター横浜のサービスと利益の間で)【第2話】

妻の生涯初にして最愛の、そして私達の交際当初からの思い出が沢山詰まった愛車ポルシェ911カレラS(type957)が、エンジン内シリンダー損傷修理のためにポルシェセンター横浜サービス工場に入庫して、4ヶ月目に突入しました。 



















原因はポルシェ認定中古車の最大のウリとも言えるメーカー保証期間中に発生した不具合への対応を3度の入庫でお願いしたものの改善されず、保証期間終了後にこの致命的な故障発生に繋がったにも関わらず、保証もされず自費負担を求められたことから、購入元であるポルシェセンター横浜青葉認定中古車センターと未だ交渉中なのです。 


















結婚式を夏に控え忙しいながらも、引き裂かれた妻とカレラを1日も早く再会させるべく目下努力中ですが、ポルシェセンター横浜青葉認定中古車側の回答は、何の進捗もないオウム返し。対応はあまりに遅く、嘘ハッタリとも取れる勘違いや遂には電話の約束すらも忘れる始末。購入後1年で3回もの修理入庫だけでも驚きなのに、適応されない保証、テキトーとしか思えない対応に、「安心と信頼」どころか、「誠意」の実感すらもあったものではありません。 



















小学生の頃、オフロードを颯爽と走るポルシェ959を見て以来の憧れであったポルシェの「夢」。その夢すらも壊されかけている私の今が「ごくレアなケース」であることを、そして同じような思いをする人がいない事を切に願いつつ、中途段階ながらも数回に分けて、皆様にご紹介させていただきます。 



































【第2話】は保証期間中に発生した故障と、3度の入庫のお話です。 




購入から半年が過ぎた頃でしょうか!?本ブログでお馴染みの「おもちゃ箱」オートファッションファクトリー横浜店に伺った際、同店の甲斐総支店長からカレラの左マフラーの煤けを指摘されました。その後、代表取締役であり我がマスターでもある加古さんにも確認いただきましたが、確かに左マフラーだけが真っ黒く煤けておりました。早速、購入以来異動後もカーナビの相談に乗っていただいたりと変わらずお付き合いさせていただいていた「頼れるディーラーマン(当時)」 ポルシェセンター横浜の三浦さんに相談したところ、白煙の有無を聞かれました。確かに左マフラーからのみ白煙が出ていることをお話しすると、すぐに入庫する必要があるとの事でした。この時点で一時アイドリングが不安定になる症状も気になり相談していた事から、翌休日にはポルシェセンター横浜サービス工場に入庫の運びとなりました。


















三浦さんからも連絡してくれているという事でしたが、改めて対応してくれたサービスマンにこれまでの経緯や症状を事細かに伝え入庫しましたが、残念ながら入庫間は症状が出ず、「しばらく様子を見て下さい。」と車を返されました。信頼できる三浦さんやポルシェ整備のプロの方がそう言うのならと安心して車を受け取りました。  




















その後、ストールによる交差点での立往生によるレッカー車での対応も含めて2回も入庫する羽目になりました。今になって思えば、もしこのストールが高速道路走行中発生したとしたら、今頃妻はどうなってしまっていたのだろう?と今更ながらに背筋が冷たくなるのです。最悪「彼女」から「妻」にもなっていなかったのです。日頃つい経済性を意識しがちですが、自動車もまた「生命を乗せる器」であるという事を、改めて痛感するのです。














話が逸れましたが、入庫の都度、これまでの経緯と症状について、第一報はポルシェセンター横浜の三浦さんに。また、サービス工場に入庫する際も、同内容を対応してくださった方にお伝えするとともに、更には良きアドバイサーであるオートファッションファクトリーの加古さんにも同時並行的に、状況を報告するように心掛けておりました。

















 最後の入庫を終えサービスキャンペーンでの部品交換を経て、ストールやアイドリングが不安定になる症状は出なくなりましたが、マフラーの煤けや白煙は、相変わらずどころかより酷くなっているようにも思えました。保証期間が切れるまでに少なくとも2度はポルシェセンター横浜の三浦さんに相談いたしましたが、「季節やエンジンの温まり具合等も影響するので、様子をみてください。」との回答。


















少々引っかかりながらも信頼していた三浦さんのお言葉に加え、工場出庫のたびにも対応してくださった方からも「これで様子をみてください。」と重ねて言われておりましたし、何より購入時の三浦さんからの心強いお言葉もあって、安心してそのまま乗り続けておりました。 






























こうして保証期間も過ぎた27年1月、移動先のコンビニエンス駐車場にて、アイドリング中のカレラから異音がする事に妻が気付き、改めて三浦さんと加古さんに、より症状が伝わるよう動画を送信しました。

















加古さんからはエンジンの故障を注意喚起され、三浦さんからは直ちに入庫するよう勧められました。次の週末に、異音の原因究明と併せて、以前から気になっていた運転席側ドア内装のガタつきの修理をお願いし、購入14ヶ月目にして4度目の、そして今度はとても長い、終わりの見えない入庫となったのです。




















 Katsuaki Ue93 : )


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