先日久し振りに映画館に足を運びました
その映画は国に残した妻と幼子の将来を案じ
生還する決意を胸に戦場で戦い続ける
エースパイロットの話
「あ、あの作品だ!」
なんてピンとくる方も多いでしょうから
作品の内容には触れないとして
ただただよい作品と言うだけではなくて
個人的に思うところの多い
「実にいい」作品でした
*
有史以来、人類がなくす事のできない戦争
その戦争でさえも「悪100%」ではないと思います。
決して戦争を美化する訳ではありませんが
人類が戦争を無くす時が待ち遠しいですが
それでも「他者を傷付ける戦争」の裏には
「大切な人を守る戦争」があると思うのです。
*
また賛否はどうあれ
当時を知らない現代に生きる私たちが
当時を識ったつもりで裁くべきではないと思うのです。
どんなに本を読んでも
どんなに人の話を聞いても
知り尽くすなんてきっと無理
それならたとえ独裁者であったとしても
当時を生きた人たちへの思い遣りを忘れてはいけない。
その人たちの血や涙が
現在を作り上げたのだから・・・。
*
私はまだ戦場に身を置いた事がありませんが
「命を張る」だなんて格好の良いものではなくても
命を賭す覚悟で任地に赴いた事が何度かあります。
大切な人たちや
その人たちが暮らす国のためなら・・・
それが当たり前だと思っていたけれど
今になって分かる事
それは
命を賭した任地でも
仕事でも
遊びでも
これまでの人生全てが
「自分自身のため」
であったということ
遅ればせながら私にも
「誰かのために生きる」
ということを学ぶべき時が来たようです。
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